SDGs研修
2022年1月31日 12時38分今日は3年生を対象に、SDGs研修がありました。
本来なら、ファシリテーターの大西政年さんをお招きして、SDGs de 地方創生と題して、カードゲームを通して理解を深めていくものでした。しかしコロナウイルス感染症対策のため、急きょリモートでの研修となりました。
リモートでの研修では、SDGsで定められている17の目標の関連性について、「アボカド」を用いて分かりやすく解説してくれました。
大まかにいうと、メキシコ原産の「アボカド」は、健康志向の高まりにより、急激な需要が増加してきました。それに伴い経済が潤ったものの、連作障害を避けるために新しい森林を伐採したり、地下水を無理にくみ上げることで地下の空洞化が起こったり、盗難のための争いが起こるなど、様々な問題点が出てくるなどを、SDGsの視点から解説してくれました。
研修の中で特に印象的だったのは、大西さんは、このSDGsの目標を「全部達成することができるか全部達成することができないかであり、部分的解決ではいけないし、誰一人取り残してはいけないのだ」とおっしゃっていたことです。生徒たちは、真剣に話を聞いて、自分たちに何ができるのかをじっくりと考えることができました。